スポーツ鍼灸委員会とは

1.これまでの経緯
約10年前に全日本鍼灸学会内にスポーツ鍼灸委員会が設立され、スポーツ分野の鍼灸について業績収集を主たる活動目標とし学術的な取り組みがなされてきました。その後一定の成果を得て、委員会の活動は小休止していましたが、東京オリンピック・パラリンピックの招致が決定したのを機に、活動が再開しました。

2.スポーツ鍼灸委員会の活動目的
スポーツ鍼灸委員会の活動目的は、「スポーツ鍼灸」の定義を明らかにすることです。その目的のために下記の4つの課題を柱として取り組み、またこれらの活動を行う方々や団体を積極的にサポートします。

1)スポーツ分野における鍼灸の効果や有用性に関する研究の推進
2)スポーツ現場における鍼灸の臨床症例の集積
3)スポーツを専門とする鍼灸師の育成
4)スポーツ選手をサポートする関係職種との連携の強化

3.主な活動内容
スポーツ鍼灸委員会の活動内容は以下の通りです。

1)研究者・鍼灸師・選手・その他関連職種によるシンポジウム等の開催
2)学会誌・学術大会等を介した情報発信
3)スポーツ鍼灸ガイドラインの作成